iPhoneのクリップボードはどこにある?
iPhoneのクリップボードには専用のアプリもフォルダもありません。どこにあるのか、中身の確認方法、消し方、Macとの共有、複数の項目を残しておく方法を紹介します。
iPhoneでクリップボードのアプリやフォルダを探しても、見つかりません。iPhoneのクリップボードはiOSに組み込まれていて目には見えず、一度に1件だけを入れておく場所です。中にあるのは、最後にコピーしたテキスト、リンク、画像のどれか1つです。
クリップボードの中身を確認する方法
クリップボードの中身は、ペーストすることで確認できます。
- テキストを入力できる欄があるアプリを開きます。メモ、メッセージ、Safariのアドレスバーなど。
- 欄をタッチして押さえたままにします。
- 「ペースト」をタップします。
出てきたものが、いまのクリップボードの中身です。「ペースト」が表示されなければ、クリップボードは空です。
確認したあとは、ペーストした文字を消しておけば元どおりです。クリップボードの中身はそのまま残ります。
ジェスチャで速くコピー&ペーストする
メニューを出さなくても、3本指のジェスチャで操作できます。
- コピー: 3本指でピンチクローズ。
- カット: 3本指で2回ピンチクローズ。
- ペースト: 3本指でピンチオープン。
- 取り消す: 3本指で左にスワイプ。
間違った場所にペーストしてしまったら、3本指で左にスワイプすれば取り消せます。
クリップボードを消す方法
「消去」ボタンはありません。空白1文字や単語1つのような、差し支えのないものをコピーすれば、それまでの中身と置き換わります。共用のデバイスでパスワードや口座番号をコピーしたあとに役立ちます。ボタン1つで消したいなら、ショートカットアプリで作ることもできます。作り方はiPhoneのショートカットでクリップボードを使う方法で紹介しています。
ペーストの許可を求める表示
アプリが自分でコピーしたものではない内容をペーストするとき、iOSは許可を求めたり、バナーを表示したりします。どのアプリも、知らないうちにクリップボードを読むことはできない、という安全のための仕組みです。
この動作はアプリごとに決められます。「設定」>「アプリ」で対象のアプリを選び、ほかのアプリからのペーストに関する項目で、許可する、毎回確認する、拒否する、のいずれかを選びます。信頼しているアプリで毎回表示されて困るなら、許可にしておくと表示されなくなります。
ユニバーサルクリップボード:iPhoneからMac、iPadへ
iPhoneでコピーして、Macでペーストできます。両方のデバイスで同じApple Accountにサインインし、Bluetooth、Wi-Fi、Handoffがオンになっていれば使えます。ただし、使えるのは少しの間だけで、やはり1件だけです。うまくいかないときはユニバーサルクリップボードが使えないときの確認ポイントで原因を探せます。
複数の項目を残しておく方法
クリップボードには最新のコピーしか残らないので、それより前のものは消えてしまいます。「設定」のどこかに隠れた履歴があるわけでもありません。履歴を残したいなら、クリップボード管理アプリが必要です。
私が作っているCopyoは、コピーした内容を保存し、その履歴をまるごとキーボードに入れます。どのアプリでも、地球儀キーでCopyoキーボードに切り替えれば、前にコピーした項目をタップしてペーストできます。iOSはアプリにバックグラウンドでクリップボードを読ませないので、Copyoはアプリを開いたとき、キーボードが表示されたとき、共有メニューやコントロールセンターのコントロールから保存します。
フォームにいくつもの項目を続けて入力したいなら、iPhoneで複数の項目を順番にペーストする方法も参考になります。無料の方法も含めて履歴の選択肢を知りたい場合は、iPhoneでクリップボードの履歴を見る方法をどうぞ。
よくある質問
iPhoneにクリップボードのアプリはありますか?
ありません。クリップボードはアプリではなくiOSそのものの一部なので、開く場所がないのです。中身はペーストすることで確認します。
iPhoneのクリップボードを消すには?
空白1文字のような差し支えのないものをコピーして、中身を置き換えます。iOSが残すのは1件だけなので、前の内容は消えます。
iPhoneのクリップボードはMacと同期されますか?
はい、ユニバーサルクリップボードで同期されます。両方のデバイスが同じApple Accountで、Bluetooth、Wi-Fi、Handoffがオンなら、片方でコピーしたものを少しの間もう片方でペーストできます。